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GTK+ をインストールしよう

Aug.24.1999


GTK+ ってのはライブラリです。ウィンドウを開いたり、ボタンを作ったりと いった X-Window でウィンドウアプリを作るのに便利なライブラリです。 これがあると比較的簡単にかっこいい外見のアプリを作ることができます。
取りあえず「GTK+ でアプリをつくるのぢゃ」というのが目的なので、GTK+ をインストールしてみましょう。

取りあえず、現在私は Vine Linux 1.1 を使っているのでそれを貴重として 話を進めます。
Vine Linux 1.1 では既に GTK+ はインストールされています。しかもなんか GTK+1.0 と GTK+1.2 が同時にインストールされているのが目玉らしいですが この辺良く分かりません(^^;。入っているんならインストールしなくて良いじゃん という声が聞こえてきそうですがその通りです。んが、既に入っている GTK+ は 1.2.1 で、最新版は 1.2.3 でしたのでまあ取りあえず新しいものを入れておこうかと。
RPM を見たらなんか 1.0 しか見えなかったので、TarBall(TAR+GZIP)で入手して make することにしました。(というか私自身 RPM 配布に慣れていない(^^;)

Glib と GTK+ のアーカイブを入手します。GTK+ には Glib が必要なのでそれを 先にインストールします。 アーカイブを解凍したら、出来たディレクトリ(glib-1.2.3)に降りて、
$ ./configure --prefix=/usr
して
$ make
して
$ make install して終わり。(もちろんroot権限で :-)
GTK+ も同じ手順で終了。
Vine Linux 1.1 だと GTK+ は /usr/lib にインストールされているので、 configure にて prefix を与えてやるのを忘れないでください。デフォルトだと /usr/local 以下にインストールされてしまいます。


rero2@yuumu.rim.or.jp