tomato01 「ね〜ね〜」
目の前のペンギン娘は突然訊ねてきた。 「Linuxってそんなにすごいのですか〜?」

そうだな… 「ふうん、そうなのですか。よくわからないですけど すごいんですね。」

彼女はそう言って屈託無く微笑んだ。
おそらく本当にわかっていないのだろうけれども、 そんなことは目の前の笑顔には関係ない事だ。 「…う、えぐっ、じ、じゃあ私のこともキライなん ですかぁ?」

突然涙目になりしゃくりあげながら次の質問をあびせ かけてきた。しまった、泣かせてしまった。
というかどうしてそういった思考の展開になるのだ? 「え、あ、あのじゃあ私のことも好きでいてくれます か?」

後ろの方は消え入りそうな声になっていた。ふと目を やると、自身の質問がそうとう恥ずかしかったのか 下を向きモジモジしている。
そんな姿を見た俺はおかしくなってつい吹き出して しまう。だって、答えは決まっているのだから。