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| No.000134 | ぬるぬるアニメ |
| Author : | れろれろ@ふみ |
| Date : | Nov.20.2002 16:49'19 |
| Reference : | http://www.teatime.ne.jp/ |
| Topic : | ゲーム |
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3DCG でビューティーモデルというのもすっかり死語になりつつある昨今。 私が夢見ていたのはそんなリアルな造形のバーチャルアイドルではなくてアニメフィギュアの流れを 3DCG に持ち込む事であった。 そんな中、エロゲー界も流行物に敏感でいくつかの 3DCG 物が発売されているのは説明するまでもあるまい。そんな中にあって唯一リアル系でなく、アニメキャラ系のモデルをフィーチャーし確実に技量と経験を積んできたのが TeaTime である。 そんな TeaTime が 5作目にして放つのが「Toon」。トゥーンシェードレンダリングを用いたセルアニメ質感を持った 3DCG がエロゲー界に降臨。 http://www.teatime.ne.jp/infor/toon/toon_sys.html それが嬉しいかどうかはまあ置いておくとして、それまでの経験がぞんぶんに生かされている出来であると思う。キャラクターデザインは村上水軍氏であるが、その氏の絵をほとんどそのまま 3DCG に出来ているあたり関心せざるを得ない。 んでそのモデルがアニメーションするわけである。(流石にリアルタイムではないけど) やあ、なんか面白い事になってきたなあ。 トゥーンシェードレンダリングというとコンシューマゲームの方から入って来てはいるけれども、何もゲームだけの物ではない。AIC の「魔法遊戯」はフルトゥーンシェードアニメのパイオニアとも言える現在唯一の存在である。 http://www.anime-int.com/works/magic/3d/ova/index.html 日本のアニメと 3DCG の融合、そして世界初の商用フル 3DCG トゥーンシェーディングアニメ。ある意味「トイ・ストーリー」に並ぶ金字塔ではないかと思ってはいるのだけれども、いかんせん商業的に成功とは言えないあたりが切ない。 見ていて最初は綺麗に動くのですごく違和感を覚えるけど、見ているうちにだんだんと普通のアニメと同じ感覚になっていくんだよな。実際にリミテッドアニメを作成している会社がやってるだけあってアニメの文脈は全部押さえてあるんだけど、でもあの動きはすぐには慣れない。アニメや漫画ってのは見せるためにかなりパース的に嘘を含ませているのだけれども 3DCG だとその嘘が表現しにくいので不自然に感じるのだ。 しかしこれらが「新しい表現」として台頭していく可能性もあるのだな。 ある種のエロメディアが受け入れられるかどうかは、若者が性的興奮を初めて覚えたメディアが何であるかで決まる。という台詞を以前勤めていた会社の先輩がつぶやいていた。妙ちくりんな台詞だけどまんざら嘘ではなさそうだ、それ故に忘れることができないでいる言葉である。 漫画→アニメ→3DCG そんな流れがあるのかもしれない。 デッドオアアライブいいぞもっとやれ。 TeaTime はそのモデルに惚れて「めいでん☆ブリーダー」を買ったりもしているんだけど、ゲームの方がちょっとアレでねー。 |
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| No.000133 | PCケースなんか飾りですよ偉い(以下略) |
| Author : | れろれろ@ふみ |
| Date : | Nov.20.2002 03:42'36 |
| Reference : | http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/1120/comdex05.htm |
| Topic : | コンピュータ |
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COMDEX が開催中であるが、そのタイミングで Crusoe の 256bit 版である TM8000 が発表されたそうである。 今使っているノートパソコンが Libretto L20 で 600MHz の TM5600 を積んでいる。 非力と言えば非力なんだけど、この上でゴリゴリとゲームをやるわけでもないので現状あまり困ってもいない。そんなこんなで Crusoe は割りと気に入っているし、それなりな愛着も持っている。だから今回の TM8000 の報もそれなりに期待して読んでいた。 そんななかテストケースとして極小 PC の基盤が展示されていた。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/1120/crusoe3.jpg うわ、ちっこい。 まあ、こういうボードは良くあるけど PC としてちゃんと動作するという辺りは興味深いかもしれない。 大体あれだよな、これくらい小さいと組み込めるよな。 いや、機器制御とかそういった意味での組み込みでなくもっとオタッキーにどんなものにでも埋め込めるという意味で。そう、つまりは 1/6 スケールくらいのフィギュアに埋め込めるのではないかという事。 「ディスプレイの脇にあるでっかい亞里亞の人形なに?」 「PCですかなにか?」 ああ、すてきビジョン。机の上に置いてあっても飾りとしても役に立つ(?)から多少置場所をとっても苦にならないと思われ。 でもそうなると、電源やドライブは当然外付けになるよなあ。女の娘フィギュアにぶすぶすとケーブルが刺さっている様というのはちょいとアレかも。(亞里亞だったらスカートで隠せそうだけど)「ちせ」とかだったらいくらケーブルが生えていても自然なんだが。「ちぃ」だったらそのものずばり耳の所にコネクター類を集中させれば良いわけだし、1本程度だったらハンドメイドメイにしてしまうことも可能だ。 将来的にそのフィギュアが自立で動くべきかといったらそうではないと思うけれども、見目を変えるというのは良いことかもしれない。PC ケースだけ半年単位で買い換えたりしちゃうわけだよ。 ここではアニメフィギュアとして語っているけど、応用は色々と効きそうなり。 そういやゴジラ型の USB ハブとかがあったなあ。 |
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| No.000132 | かなり気に入った |
| Author : | れろれろ@ふみ |
| Date : | Nov.19.2002 17:02'12 |
| Reference : | http://www.q-x.jp/ |
| Topic : | ゲーム |
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人に勧めるほどじゃないんだけどじんわりと悪くなかった「たいせつなうた」を作成したきゅーくすの次回作「こころナビ」。絵柄がかなり気に入っているので実はこっそりと期待していたり。 そんな「こころナビ」の主題歌がそういや公開されていたんだっけと思い出したのでダウンロードして聞いてみる。うわ、なんか少しそういった系統のアニメの OP みたいだ。いや、良い意味で。気に入ったのでリピート中。 しかし昨今のエロゲーともいわれる美少女ゲーム(コンシューマギャルゲー含む)のほとんど全部といって良いほどのタイトルに主題歌が付くようになってしまった。さらに、よっぽどのインディーズや意図してそうなっているタイトル以外はボイスが付くようになっている。 業界的にそれが当然となってしまったということだろうか。 市場的にそうなってきている、ということ以上に家内制手工業的なエロゲー開発においてすらそういった主題歌や声優へのコネクションが出来ているといった方が感慨深い。そういった付加が無いと商品にならないという厳しさもあるわけだが、それら付加によって音響周りのスタッフが大きな意味を持つという事で、そういった技能を持った人が数多く必要とされているといった事でもある。 プロアマ問わずそういった人がゲームに携わってくれるのはありがたい。 主題歌もボイスもオープニングムービーも付いた、次にエロゲーに必要なのは何か。 アニメか? 私はそうは思わない。 SCE が「やるドラ」というインタラクティブアニメを世に送り出したが、結局それがメインストリームとして定着はしなかった。今発売されているギャルゲーは依然として 3行のメッセージボックスに文字がつらつらと表示されるタイプである。 結局この手のゲームはアニメと漫画と小説の真ん中に存在するものであり、それでいてそれら 3つとは似たようで異なった表現手法を持つ。 大人向けの漫画がビックコミックであるように、大人向けのビジュアルノベルというものも確立していくべきなんじゃないかと思う。サウンドノベルの様なミステリー物ばっかりでなくて。 |
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| No.000131 | 庶民の気持ち |
| Author : | れろれろ@ふみ |
| Date : | Nov.19.2002 15:05'01 |
| Reference : | http://it.nikkei.co.jp/it/foc/index.cfm?i=20021118t1000t1 |
| Topic : | ネットワーク |
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「光通信網なぜ鈍足――NTT歯ぎしり」という記事を目にする。 ADSL が思っていた以上にブレイクしてしまって、NTT が本来普及させたい(そしてここに来てようやく提供が可能になった)光ファイバーがさっぱりというお話だ。 記事の中では ADSL の価格の安さが主要因であり、ブロードバンドコンテンツの魅力の無さがさらに影響を与えているとする。 はたしてそれだけなのだろうか。 確かに多くのユーザーにとっては価格が何よりであるし、現在の ADSL の速度があれば十分であるので多少不安定かもしれないけれどもそれでも ADSL を選択するだろう。元々 ADSL ブームは速度が欲しいからうけたのではなく、定額でなおかつ常時接続可能であるところが受け入れられたのではないかと思っている。安い常時接続が欲しい、単にそれだけのことなのだ。 で、光ファイバーがやばいとして、何がやばいかというとコンピューターオタクが飛びついていないところにあると思う。多少お金がかかっても最先端高クオリティを維持したがるそれら層すら動かせていないということだと思う。 そこには価格だけでないもっと大きな障害があるのではないか。 光ファイバー設置にかかる住宅工事とそれができる住宅環境がそのストッパーになっているのではないだろうか。 マンション等に住んでいたら簡単に工事が行えるわけではあるまいし、実際に工事をおこなう手順も複雑だ。それでも従来からの音声電話回線は引かれているだろうから ADSL を利用しそれで満足してしまうのは当然ではないかと。 そういった集合住宅でなくて工事をある程度可能な人に限ってサービス範囲外に住んでいたりしそうなので難しいものである。 |
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| No.000130 | e-愚痴 |
| Author : | れろれろ@ふみ |
| Date : | Nov.16.2002 05:17'01 |
| Topic : | つれづれに |
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「最近の○○はつまらなくなった」というのと 「俺は昔の○○の方が好きで最近のは受け入れられない」というのには大きな違いとずれがあると思う。 例え自分にとって気に入らないものであっても、多数の庶民が求め入手しているものが今売れている(受け入れられている)ものであるという事実はそこに存在している。 ものを作ったり情報を発信したりする立場にあってはそういった個人的感情と一般論的論評を明確に区別すべきではないか、というのがかねてからの持論だ。 |
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