|
|
| No.000089 | 暗闇を照らすもの |
| Author : | れろれろ@ふみ |
| Date : | Oct.06.2002 13:04'07 |
| Topic : | つれづれに |
|
LED、発光ダイオード。 私がはんだゴテを手にしてラジオキットを作る楽しさを覚えた頃、それは新しいデバイスであった。そんなに高くはなかったけど、電源をつなぐとうすらボンヤリと赤い光を放つそれは使いみちのほとんどないものでもあった。電化製品のパイロットランプはネオン管が主流だった。 そんななか「高光度LED」というものが商品化となる。暗くてボンヤリと光でしかなかった LED を実用的な「明るい」と感じる明度を持ったデバイスへと改良されたのである。その研究者は日本人で周囲は馬鹿にしていたが努力の末その高光度LEDをものにしたということでサクセスストーリーが NHK 特集で組まれていたのを覚えている。記憶がたしかだったら SHARP の人だったと思ったが。 そんなこんなで LED は実用になったわけだがそれでも青色の LED だけはどうしても作れないと言われていた。ふうんそんなものなのかーと思っていたとき愛読書である「初歩のラジオ」の片隅に「青色の LED 開発に成功」というニュースが小さく載っていたものを見つける。なぜかこの時私は異様に興奮していたのを覚えている。 だがその興奮を分かち合える人間が周囲にいなかったのでどうしようもなかったのだが。 そんなあこがれのデバイスが手にはいる様になるまでさらに数年を要する。やがて秋葉原のパーツ屋にて青色 LED が 1個 900円ほどで販売される様になり、小躍りしながらそれを買いに行った。当時の青い色 LED は本当に薄暗く昼間は点灯していることが認識できなかったぐらいだ。部屋を暗くしてぼんやりと光っている青色のそれをみて、ああ綺麗だなあと思ったのを覚えている。 話はずーーーっと飛んで。 先日 PC のケースを買った。恵安の KN1000A 前面アクリルの憎い奴だ。 http://www.keian.co.jp/new_pro/kn1000a/kn1000a.html これの電源を入れてびっくり、パイロットランプが高光度青色 LED だった。前面のアクリルに青色がひろがって綺麗。思わずおおっと感嘆する。 しかしだ……。 明るすぎるんじゃあああああああぁぁぁぁぁーーーーー!! 寝ようと思って部屋の電灯を消しても部屋はあまり暗くならず青く煌々と照らされている。PC ケースの LED だ。 なんか明るすぎるのも問題かなあと思わざるを得ない事象。 |
|
|
|
|
| No.000088 | 納豆型掲示板 |
| Author : | れろれろ@ふみ |
| Date : | Oct.06.2002 08:19'02 |
| Reference : | http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/2949/ |
| Topic : | 掲示板 |
| Edit history : |
Oct.07.2002 23:41'04 Oct.10.2002 02:50'54 Oct.10.2002 03:01'01 |
|
ちょこっと話題になっていたことで存在を思い出して、P2P なファイル共有アプリケーション Winny を試してみる。といってもファイル提供したい場合はWEB でやってしまうんだけどねー。 いつから付いていたのか知らないが簡易掲示板機能があるらしい。これは興味深い。 各所でも書いているように私が P2P に期待するのはファイル共有アプリケーションではなくて、情報共有なところにある。個人がサーバー等のリソースを必要とせずに情報発信したり、おしゃべりをしたり。逆を返せばサーバー集中によるリソース枯渇を防ぐための手段でもある。 現状一番近いのは IM と呼ばれるショートメッセンジャー(チャット)であるが、情報蓄積型ではないし情報発信者が特定され、特定の人物にしか情報を渡すことができないため望むものとは違っている。 ようするに P2P システムをベースとした 2ちゃんねるがあれば良いと思っているわけだ。 で、Winny の掲示板システムは現在インプリメントされ動作している P2P 掲示板としてそこに存在している。これだ、と思ったわけだ。今さらながら。 ファイル共有ソフトのおまけ機能として存在しているので書き込みは結構多いし、from 2ちゃんねるなゆえほぼ同じ空気が漂っている。色々と望むべき環境がそこに含まれているのをみていささか悔しくもある。 どうやらスレッドをたてるとスレッドデータベースがスレたて人(>>0さん)のローカルファイルに作られ、書き込みは全てそのスレたて人のノードに対して直接行われるようだ。そして読み込み要求は通常のファイル共有と同じようにブランチを伝って配布される。 このスレたて人のノードに書き込むという作業はイメージとは違っていたが、確かにこれならスレッドのコヒーレントは保たれる。そのかわりその大元が基本的に 1つなためスレたて人のノードが消滅すると全てが読めなくなる。スレッドが読めるかどうかはスレ立て人がオンラインしているかどうか。まあ、どっかのノードのキャッシュにひっかかって読むだけは可能なこともあるけどそういった場合は書き込みが制限される。 結局掲示板を主目的として頻繁に読みたいときは、掲示板記事をダウンロード予約かましておいて幾らか放置しダウンロードキャッシュの記事を読むという形になってくる。そうなると NewsGroup と対して変わらない気もする。 P2P 掲示板について考えを巡らすとどうしても NewsGroup という存在が前をちらつく。それだけ既にあるものとしては完成しているということ何だろうけど。 NewsGroup を越える利便性はどんなところにあるかというとやはりサーバー負荷かと思えるからまだ研究する余地はありそうだ。 |
|
|
|
|
| No.000087 | - Wiki Edit - |
| Date : | Oct.05.2002 12:07'15 |
| Topic : | lmbbsマニュアル |
| No.000086 | 日記 |
| Date : | Oct.05.2002 11:26'10 |
|
lmbbsでは掲示板と同じ要領で WEB日記を記述することができます。 アーティクルの形態自体は掲示板と同じですから、日記は特定 Author によるアーティクルと言い換えることができます。同じように日記表示モードは特定 Author のみを抽出したビューと言ったところです。 日記アーティクルを書き込むためにはユーザの事前登録が必要です。 そして登録されたユーザ名とパスワードを用いることにより日記を書き込むことが可能になるのです。 ■ 日記ユーザ登録 ユーザ登録は登録ページにて行います。 http://www.limo.fumi2kick.com/fbbs/diary_registration.rhtml 全項目に記述の上登録を行うことによって日記をつけることが出来るようになります。 以降の日記記述等はここで登録したパスワードを元に行われますので、パスワードを紛失したり推測しやすいような物にしないよう気を付けてください。 万が一の事があった場合の為にメールアドレスを頂きますが、それを利用する場面はありません。また、外に漏れないよう配慮しております。 ■ 日記を記す 基本的に掲示板の書き込みと同じで日記専用の書き込みページから行います。 http://www.limo.fumi2kick.com/fbbs/diary_write.rhtml 書き込みの際に Author とパスワードを入力しますがこれが日記登録のものと同じ物でない場合書き込みは行われません。 ■ 日記更新状況 日記ビューにおいて Author が指定されていない場合登録されている日記の一覧を更新状況とともに表示します。 また日記更新日時は各 Auhtor の日記表示ビューのソース内にある <meta modefied> タグを読むか LIRS 形式を渡す下記 CGI を利用してください。 http://www.limo.fumi2kick.com/fbbs/diary_lirs.cgi ■ 日記記事へのリンク 日記アーティクルも通常の掲示板アーティクルと同じ管理をされています。 アーティクルが表示されているとき、記事シリアルナンバーの部分にその記事へのアンカーが記されていますのでそれを利用してください。 同じようにトピックにもアンカーがあってそこから同一トピックへの一覧ビューへと飛べますが日記だけでなく通常掲示板のアーティクルも含まれます。 |
|
|
|
|
|
| No.000085 | アーティクル |
| Date : | Oct.05.2002 10:05'39 |
|
lmbbsにおける最小記事単位。1書き込み。 アーティクルはさらに掲示板、WikiPage、日記といったモードを持ちモードによって働きが変わる。 |
|
|
|
|
|
| No.000084 | トピック |
| Date : | Oct.05.2002 10:02'12 |
|
lmbbsは1つの文章、書き込みをアーティクルという単位で管理します。 このアーティクルがどのような情報を持つのかといった分類を付加するのがトピックにあたります。 トピックは各アーティクルに必要な要素で、このトピックを元に情報を分類したり、関連情報として表示したりします。 WikiPage においてはトピックを Wikiname と同意に扱います。 作者的には 2ちゃんねるにおいて「スレッド」という単位で情報が集まっている様を見て、トピックが「スレッドタイトル(スレタイ)」でアーティクル自身が「レス」にあたるものと考えています。 |
|
|
|
|
|
| No.000083 | lmbbs |
| Date : | Oct.05.2002 09:52'16 |
| Edit history : |
Mar.08.2003 14:29'51 Mar.08.2003 14:30'11 |
|
「Linux萌え萌え大作戦」内で開発され実働中の WEB掲示板システム。 *マニュアル 書きかけで不完全なところもありますがlmbbsマニュアルを参照してください。 *変更履歴 システムの変更履歴はlmbbs update pointに記述してあります。 *ソースコード lmbbs のソースコードは CVS PSERVER にて入手することが出来ます。 > :PSERVER:limouser@cvs.fumi2kick.com:/var/cvs > user: limouser > passwd: cvs ソースを CVS で取得するには、まずログインして ; %cvs -d :PSERVER:limouser@cvs.fumi2kick.com:/var/cvs login ログイン完了したら checkout でソースをチェックアウト(ダウンロード) します。 ; %cvs -d :PSERVER:limouser@cvs.fumi2kick.com:/var/cvs checkout lmbbs |
|
|
|
|
|
| No.000082 | - Wiki Edit - |
| Date : | Oct.05.2002 09:50'10 |
| Topic : | WikiPage |
| No.000081 | WikiPage |
| Date : | Oct.05.2002 09:47'04 |
| Edit history : |
Oct.05.2002 18:50'10 Jan.11.2003 20:31'42 Jan.11.2003 20:52'40 Apr.11.2003 17:08'03 |
|
WikiPage はlmbbsにおいて誰でも書き込みができるアーティクルとして存在しており、各種 WikiWiki Web をヒントに作られています。 誰でも書き込めるということで広く情報を提供して貰いたいときや、随時更新されるような即時性の内容の時に威力を発揮します。 よく使われているのがマニュアルやリファレンスの作成をみんなで行うといった協調作業の様な形態です。もっと単純にみんなで情報を持ち寄る形のリンク集を作るというのが有効な使い道ではないでしょうか。 返信が必要な談話には向きませんのでその場合は通常の掲示板を利用してください。 * トピックと Wikiname 一般的な Wiki には Wikiname という表題があって、1ページに1つWikiname が付き、Wikiname 単位で情報が管理されます。 lmbbs ではトピックという区分をアーティクルが持ち、そのトピックを単位として情報が管理されることがあります。 WikiPage ではトピックを Wikiname として扱います。よってトピック1つにつき 1つの WikiPage しか存在しません。 掲示板では同トピックの記事はいくらでも持てますので、WikiPage と掲示板(および日記)で同じトピックを持っている全てが共通の話題を扱った情報として存在します。 * Wikiname link WikiWiki Web の特徴として、文章中に Wikiname がそんざいするとそのWikiname を持ったページへのリンクを自動的に作成するといった機能があります。 lmbbsの WikiPage でも同等の機能を実装しています。 文章中において半角の[[ ]]で囲まれた単語は Wikiname と見なされそのトピック(Wikiname)を持つ WikiPage へのリンクが自動的に張られます。 そのトピックを持つ WikiPage が存在しなかった場合は閲覧時に[[〜?]]というふうに ? が付いた形で表示され ? にリンクが付いています。 このとき ? をクリックすると、その存在しない Wikiname を持ったページを自動的に作成する様に Wiki 書き込みページへとジャンプします。 * ページ装飾方法 通常的な文章とともにいくつかの命令記号を含めることでページ装飾を行う事が出来ます。装飾命令は全て半角記号にて入力してください。 ** ボールド ;usage: ''強調したい文字列'' 半角の’’で囲まれた文章は''ボールド''として表示されます。 ** イタリック ;usage: '''強調したい文字列''' 半角の’’’で囲まれた文章は'''イタリック'''として表示されます。 ** 取り消し線 ;usage: %%線を引きたい文字列%% 半角の%%で囲まれた文章に%%取り消し線%%が引かれます。 ** 改行 改行は変更されずに入力時の改行がそのまま反映されます。 ** イメージ挿入 ;usage: [img 表示したい画像のURL] そのタグの位置に画像を挿入します。 ** URL とリンク ; 有効URl http://〜 , ftp://〜 文章中に URL が記述されると自動的にリンクとして扱います。 URL が見えない形でのリンクは作成できません。 ** 中央寄せ ;usage: CENTER:表示したい文章 行の頭に CENTER: を記述すると以降行末までの文章を中央寄せで表示します。有効なのはその一行のみで連続した複数行に影響を及ぼすことはできません。 ** 右寄せ ;usage: RIGHT:表示したい文章 行の頭に RIGHT: を記述すると以降行末までの文章を右寄せで表示します。有効なのはその一行のみで連続した複数行に影響を及ぼすことはできません。 ** セクション ;usage: * セクション名 行の頭に * を記述すると以降行末までをセクション名として表示します。 <h2> に相当するタグを挿入します。 ** サブセクション ;usage: ** サブセクション名 行の頭に ** を記述すると以降行末までをサブセクション名として表示します。 <h3> に相当するタグを挿入します。 ** セパレータ ;usage: ---- 行の頭に ---- を記述するとセパレータを表示します。 <hr> タグが挿入されます。 ** 整形済みテキスト ;usage: ; 整形済みの文章 行の頭に ; を記述すると以降の文章を整形せずそのまま出力します。続けて複数行を記述することによりひとまとめの文章として扱います。 <pre> タグが挿入されます。 ** 用語解説 ;usage: :用語:用語の説明 行の頭に : で囲まれた部位が存在するとその囲まれた部位を用語、それに続く部位を解説文として表示します。 <dl> タグによる整形が挿入されます。 ** 引用段落 ;usage: > 引用文 行の頭に > を記述すると以降の文書を引用文として blockquote します。>> という風に重ねる事で 2段3段と quote することが出来ます。続けて複数行を記述することによりひとまとめのブロックとして扱われます。 <blockquote> タグによる整形が挿入されます。 * 掲示板と WikiView lmbbs では WikiPage も掲示板の拡張として実装されています。 WikiView においてはページ整形された物が表示されます。通常の掲示板モードにおいても WikiPage は表示されますが掲示板と同じ形式での表示となり、整形はされません。書き込まれた文書そのままが表示される状況です。 |
|
|
|
|
|
| No.000080 | 「ほしのこえ」が残した物 |
| Author : | れろれろ@ふみ |
| Date : | Oct.04.2002 20:13'34 |
| Topic : | アニメ |
|
本屋に行ったら「ほしのこえ」の DVD BOOK 版、よするに廉価版が出ていた。 なにやらコンテの一部が付いてきたりするそうだが MANGA ZOO 版を持っている私にとっては必要ないかなと思ってスルー。その代わり隣に置いてあったインタビュー&評論本「『ほしのこえ』を聴け」を買ってくる。 中は、様々な立場の「ほしのこえ」が好きな人へのインタビュー。割と面白かった。 正直言って文章自体はどうでもいい。最後の章なんかは座談会と称して仲間内のトークを載せているだけだ。評論部分も人によっては怒り出すかもしれない程度の内容だと思う。なんでこんなものを 1800円も払って読まなくてはならないのだ。 だが、そこが良い。 書いてある文章はみな「自分がどれだけ『ほしのこえ』が好きか」ということに終始している。たとえ筋が通っていなくても変な理論であっても、そこには顔を真っ赤にして「俺は『ほしのこえ』が好きだ」と語っている人がいる。 その没入ぶりを見て楽しむ本なのだと思った。いや、けなしているわけでなく好意的に。 これだけの人を動かした「ほしのこえ」というコンテンツと、そのムーブメントは本当に面白いと思う。振り返ってみるに私が「ほしのこえ」自体を楽しんで観たのはあの 2月のトリウッドだけだったのかもしれない。あとは、周囲が反応していく様を眺めていたのではないだろうか。 「ほしのこえ」を楽しんだ人の多くはそれが個人制作であることを知って驚く。 そして、それを受けて自分も何か変わらないとなということを大なり小なり思うはずだ。クリエータでなくてもプロデューサとして小売り店として、そしてファンとして。 だから周囲が感銘を受けて、動き出しそうな様を見るのはこれまた楽しいのである。 |
|
|
|
|
|
|
|
|